やっちゃ場農園日記

コミュニティーガーデン やっちゃ場農園での日々

新たな場所にて出張講座

こんにちは、みどりです。

すっかり秋ですね。実りの秋♪

そこで、秋にまつわる問題です。

「八里半」と書かれた看板が、昔はよく掲げられていました。そこには何が売られていたでしょう?

ヒント、、、

「栗より美味い十三里」

これも同じ物を表しています。

答えは、焼き芋です。

クリ(九里)に味が近い。あと一歩及ばない。なので八里半。

または、

クリ(九里)より(四里)美味い十三里(9+4=13)

というシャレから、このように言われていたそうです。

むむむ、難しい。

しかし、これをデイホームの利用者さんに出題すると、あちらこちらから答えが出てきます。「栗より美味い…?」という先生の掛け声には「十三里!」と揃うほどです。

ボランティアの私たちには知らなかったことばかりです。

今日は、千歳烏山駅の近くにある、デイケア施設へ出張講座に行ってきました。

“初めまして”の皆様と、講義の時間はたっぷり90分間。

自己紹介と脳楽校から始まりました。

まるで寺子屋のような、熱心な背中がズラリ。

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今日の作業は脱穀です。

畑で採れた稲を、割り箸でしごいて脱穀しました。f:id:GPSsetagaya:20161102231706j:plainf:id:GPSsetagaya:20161102231859j:plain

「懐かしいわ〜」

「こんなにやっても、一膳分には足りないわね」

「お土産に家に持って帰っていいかしら」

と、盛り上がりました。

さらに指先と目に神経を集中させて、籾殻を取ると中からは、、、黒い玄米が!

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今日持ってきたのは、黒米でした。かつてはこれが赤飯に使われていたのです。

「あらあら、知らなかったわ」と、またも大盛り上がり♪♪

もう1つの作業はポットあげ。畑で種から育てたレタスの苗を、腐葉土とともにポットに移しかえました。

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「いつ頃食べられるのかしら?」

今日から食べる日まで、“毎日の水やり”という楽しいお土産ができました。

これから、数ヶ月に一度お会いすることになりそうです。次行くまでに、畑の様子も大きく変わっていることでしょう。どんな野菜やお花を紹介できるでしょうか、お楽しみに!

帰り道〜♪先生とバスでがたごと〜♪遠足気分で嬉しいなぁ〜!f:id:GPSsetagaya:20161102232654j:plain